こんにちは。ふなにっし~です。
私は2005年からネット証券大手のSBI証券を使っています。(当時はE・トレード証券でした)
はじめは債権と投資信託を買うつもりで作った口座だったのでほったらかしであまり利用をしていなかったのですが、2014年にNISAが開始されたころから日本株取引のために使い始めました。
なんとなく投資家ではありますが、長年SBI証券を使ってきて感じた良かったこと、使いにくいことなどを書いてみたいと思います。
SBI証券のよいところ
SBI証券を使ってみてよいところを上げてみると
- 手数料が安い
- 投信の商品数が多い
- 住信SBI銀行のハイブリッド口座と連動させて資金移動ができる
- Tポイント、Pontaポイントがたまる
- 三井住友カードから投信積み立てができる→Vポイントがたまる
①手数料が安い
2005年当時はまだネット証券も少なく、大手証券会社の手数料も高かったのでSBI証券の手数料は魅力的でした。手数料が安いから口座をひらいたと言っても過言ではありません。
現在の国内株式手数料(インターネット取引)はこのようになっています。(2022年1月現在)
国内株式スタンダートプラン | 最低55円~ |
国内株式アクティブプラン | 1日の約定代金100万円まで0円 |
現物PTS取引 | ナイトセッション0円 |
IPO/PO・立会外分売 | 0円 |
単元未満株(S株) | 買付手数料・実質0円/売却手数料・約定代金の0.55%(最低55円) |
1日に100万円くらいしか取引をしないという方はアクティブプランにすれば手数料なしです。私は取引が100万円を超えることがほとんどないので、アクティブプランにして取引コストなしで日本株の取引きをしています。
口座開設時の初期設定はスタンダードプランになっていると思いますので、取引前にアクティブプランに変更することをくれぐれも忘れないようにしましょう。
25歳以下の人であれば、現物手数料が実質無料になる「25歳以下現物取引手数料実質無料プログラム」もやっています。若者の投資デビューにはうれしいプランですね!
なおSBI証券の手数料は主要ネット証券最安とのことです。
②投信の商品数が多い
SBI証券で取り扱いしている投信は2021年12月現在でなんと2676本もあります!(iDeCo専用、外貨建てMMF除く)
人気の「S&P500」に連動しているファンドも「S&P500」で検索すると8本出てきました。
たくさんのファンドから投資先や手数料などいろいろ考慮しながら選ぶことができます。銀行の窓販で買うと高い手数料をとられることがほとんどですが、買付手数料無料のファンドもあります。
ただ、これだけ多いと選ぶのも大変(;^_^A
嬉しいデメリットかもw
自分にも言えることですが、焦らず自分が納得したファンドを買うようにしましょうね。
③ 住信SBI銀行のハイブリッド口座と連動させて資金移動ができる
今でこそ楽天証券と楽天銀行のブリッジ口座などありますが、2010年代のはじめごろはSBI証券くらいだったと思います。それまでは自分の持っている口座に資金移動の設定をしたり、振込をして投資資金を入金していました。
住信SBI銀行に口座を持っている人はハイブリッド口座にお金を入れておくと、証券口座にわざわざお金を移動させなくてもOKです。
(もちろんハイブリッド口座を使わなくても、自分専用の証券口座入金用口座が設定されますので、そちらに振込すれば資金は入ります。)
④ Tポイント、Pontaポイントがたまる
SBI証券はTポイントとPontaポイントと連携しています。
今まではTポイントのみの取り扱いでしたが、2021年11月からPontaポイントの取り扱いがはじまりました。
近くにTポイント加盟店がないのでPontaポイントにつけられるようになって助かりました~
⑤ 三井住友カードから投信積み立てができる→Vポイントがたまる
2021年から投信のカード積み立てができるようになりました!
積み立てた分、カードのポイント(Vポイント)がつくので三井住友カードユーザーにはうれしい限り。たまたまですがメインカードが三井住友カードなのでこのサービス開始はラッキーでした!
毎月100円からの設定が可能で、つみたてNISAにも対応しています。カードの種類にもよりますが最大で積み立て金額に対して2.0%のVポイントがつきます。
SBI証券のHPから三井住友カードのカードを申し込むと最大17000円がもらえるキャンペーンも実施中です。(2022年1月現在)
SBI証券の使いにくいところ
個人的にはおおむね満足しているSBI証券ですが、ひとつだけ使いにくいと感じているのはホームページがわかりにくい!ということです。
ログイン前のトップページを見ても、ちょっとごちゃごちゃしている印象です。
この下にもいろいろと情報がずらッと出てきます。
一番わかりにくいのは上の青いバナー。例えばログイン後に自分の投信の情報を見てみるとします。
青いバナーの投信をクリックすると、自分の取引情報が出てくるのかと思いきや…
投資信託の紹介ページが出てきてしまうのです。
では自分の投信取引情報はどうやってみたらいいのか?というと
青いバナーの上にある「取引」というところをクリックして出てくるプルダウンから「投資信託」を選びます。
そこからやっと自分の投信取引情報にたどり着けるのです…
もしかしたらこんなことで長年右往左往しているのは私だけかもしれませんが、今でも投信情報をみるときは一回でたどり着けないのでストレスが溜まります。
今回、このブログを書くためにポイントプログラムについて調べようとしたときも、ポイント選択画面は出てくるのですが、ポイントプログラムの詳細になかなかたどりつかずイライラ…
とにかく行きたい情報に一回でたどり着けない。ホームページが使いにくいなあと思います。ネット証券がホームページが使いにくいというのは致命的だと思うのでユーザーが使いやすいシンプルな構造にしてほしいと思います。(日本株はほとんどアプリで取引しています)
My資産で総資産の把握が簡単に
2021年8月から「MY資産」という項目ができました。
今まで見づらかった総資産を一目で確認できるようになりました。
「口座管理」の口座サマリーのなかにある「My資産」をクリックすると資産別の総残高、円グラフなどが出てきて一目で資産状況を把握することができます。
個人的に一番便利な項目は実現損益が検索できるようになったこと。
日付を入れて検索すると、その期間中に利確した明細がわかります。配当金、分配金も検索できるようになりました。今まではホームページで検索したり、電子交付される「株式取引報告書」を一枚ずつ確認していたのでとても便利になりました。
このMy資産はアプリでも見ることができます。
お引越しプログラムが開始(2022年1月)
巷では楽天証券の改悪が話題になっていますが、楽天証券改悪発表のタイミングでSBI証券は「投信お引越しプログラム」を行うことを発表しました。
こちらは他社から移管した投資信託の移管手数料をSBI証券が全額負担しますというサービス。2022年1月1日以降に所定の手続きをとった場合、移管手数料無料でSBI証券に投信を移動できるということになります。
「米国株式移管入庫まるっとおまかせプログラム」で米国株式の移管手数料も無料になるそうです。
適用にはいろいろ要件がありますので事前にご確認ください。
いかがでしたか?使いやすい点、使いにくい点、いろいろありますがホームページの使い勝手さえクリアできればサービスのいい証券会社だと思います。個人的にはおススメです。
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