韓国語学留学生・資金はいくら必要か?

韓国留学

こんにちは。ふなにっし~です。

新型コロナの状況も落ち着いてきて、徐々に留学に向けての準備を始めている方もいらっしゃるのでは?と思います。

何かを始めるために、必要なものはやっぱりお金!綺麗事ではなく先立つものが必要です。

2017~2018年にかけて1年間韓国留学した私の家計簿を公開します!

渡韓前にかかった費用

学費(延世大学韓国語学堂)2期分173,000W×2期=346,000W
選考料80,000W
留学生保険半年分(仲介手数料込)35,000円
航空券(往復オープンチケット)80,000円くらい

【学費】

このブログを書くにあたり、久しぶりに延世大韓国語学堂のHPを確認したら、学費は変わらず1期173,000W、選考料80,000Wでした。

物価上昇、人件費上昇の激しい韓国で4年も価格据え置きなのは、個人的にはとても良心的だなあと思います。4年前は語学堂の中でもやや学費が高い部類でしたが、他の学校が結構上がってきたのであまり高いと感じなくなってきたように思います。

学費2期分と選考料は日本から海外送金で先に支払いをしました。2期分をまとめて支払うのはVISA申請のためです。

海外送金は日本の銀行から送金すると、8000円くらい手数料がかかりますが、韓国系銀行であれば3000円くらいの手数料で送金できます。だたし、最近はマネーローンダリングの規制が厳しくなっているため口座を持っている人じゃないと送金できないなど決まりが厳しくなっています。今後も送金予定がある方は(親から仕送りをしてもらう予定がある等)送金前に口座を作っておくほうがいいでしょう。

学費はこのあと韓国で2期分支払をし、合計4期分692,000W支払いました。

【留学生保険】

当時は留学生は2017年当時、国民健康保険への加入は強制ではなく、語学堂に入学するには、保険会社の保険に入ることが義務付けられており、入学後に証書のコピーを事務所に提出する必要がありました。そのため、日本の保険会社が作っている留学生保険に加入する方も多かったと思います。日本の保険会社がやっている留学生保険は10万超えが当たり前で、年齢が高い私の場合は少しでもコスパを押さえたくて、いろいろ調べて保険だけは日本のエージェントさんを通して、韓国の生命保険会社がやっている留学生保険に加入してコスパを押さえました。

半年後に期限が切れたので、韓国で更新をしたので合計で70,000Wかかりました。

現在はD-4、D-2ビザの留学生も国民健康保険への加入が義務付けられていますので、個別に生命保険に入るケースは少なくなったのではと思います。なお、国民健康保険は韓国に行ってから外国人登録をすると連動して加入するそうです。滞納をすると次回のビザ更新ができないなどの事態も考えられるため、滞納しないように注意しましょう。

なお、国民健康保険の金額は毎年変わりますが、D-2、D-4、F-4ビザ(留学生)の方は半額になるそうで、だいたい1カ月55000~60000Wくらいだと思います。

コネスト・韓国の国民健康保険

【航空券】

留学では片道航空券ではなく往復航空券も必要と聞いていたのでオープンチケットを買いました。あとから思ったのは格安チケットで帰りのチケットを学期休みの時期に設定して一時帰国に使うとかいろいろ安く済ませる方法はありましたよね。ちょっと失敗でした。

LCCの片道でも入国できたというお友達もいたので、こればっかりは出入国管理局の担当者の御心次第ですね。でも、オープンチケットがあると、帰りのお金はもう払い済み!ということでちょっとだけ心強かったです。

今はコロナ禍で一度留学してしまうと、気軽に帰国するのも難しいので、オープンチケット購入になるか、帰国日を決めて置いてあとから変更するか。という対応になるのでしょうか。ちょっと節約するのは難しいですね。(早くコロナが終わればいいのに!)

1カ月の生活費

家賃(ワンルームテル・12カ月滞在)600,000W
家賃(下宿・2カ月滞在)504,000W
(不動産仲介料(2回分)15,000Wくらい)
食費・生活用品150,000Wくらい
昼食代(学食・外食)100,000W
交通費50,000W
交際費50,000W
習い事100,000W
おこずかい100,000W

【家賃・不動産仲介料】

私は1年の予定で留学計画を立てていたため、入退去が比較的簡単にできるワンルームテルに入居しました。

ワンルームテルというのはコシテルとワンルームの中間のような部屋で、コシテルよりは若干広めの細長い4畳半くらいの部屋にシャワーとトイレがついている部屋に住んでいました。

新村駅から徒歩5分、延世大正門まで徒歩5分、語学堂まで徒歩10分の物件です。建物自体は古いですが、オーナーが変わったばかりで内装は少しイノベーションされていました。

部屋には備え付けで、物干し、洋服ダンス(掛けるタイプ)、机、テレビ、ミニ冷蔵庫、ベットがついています。

台所と洗濯機は共用で、台所の冷蔵庫に毎日簡単なおかずが入っていたのと、ご飯は炊飯器に用意されていましたので食費と光熱費込の家賃が60万Wです。(これでも不動産屋さんが3万W値切ってくれました)延世がある新村エリアは学生街なので、学生用の物件が年々値上がりしていたのと、水回り個別物件だったので少々お高めだと思います。

2カ月ほど滞在を延長したときは、ワンルームテルの契約が終わるため、同じ不動産やさんにお願いして女性専用下宿を紹介していただきました。

朝夕食事つき。冷蔵庫、シャワー、トイレ共用。部屋はベット、物干し、小さいたんす(引き出しタイプ)2つ、カラーボックス1つ、机、テレビ、ベット完備。部屋は8畳くらいあり広かったです。

家賃は食事と光熱費込で50万W、エアコンを使う時期だけ1カ月4000W上乗せです。下宿のおばさんが料理上手で参鶏湯や韓国風トーストなど作ってくれたり、綺麗好きだったので共用スペースも綺麗。とても居心地がよかったので、本帰国のときはずっとここでも良かったなあと思いました。

不動産やさんはとても良心的で、奥様が日本人の方なのでいろいろ相談に乗っていただきました!

新村・梨大エリアの不動産を手掛けているテソン不動産さん

久しぶりにサイトを見ましたが、コロナ禍で少し家賃が下がっているみたいですね(2021年10月26日現在)

【食事。生活費】

ワンルームテルでは冷蔵庫におかずと炊飯器にご飯がありましたが、簡単なものを自炊して、用意されたおかずと組み合わせて食べていました。

ちょっとしたお肉やお魚、たまご料理などです。朝はパンと果物でした。大型マートは高いし量が多いので、ロッテマート999で買ったり、市場で日持ちする果物をまとめ買いしたり、おかずを買って冷蔵庫に常備していました。私の冷蔵庫はなぜか一部が凍ってしまうという不良冷蔵庫だったので、わざとそこに肉を入れて冷凍したりといろいろ工夫をしていました。

生活費はトイレットペーパーなとの生活必需品です。学期休みごとに一時帰国をしていたので、生理用品など韓国でやたら高いものやお気に入りの洗剤などは日本から持ち込んでいました。

食費に関しては下宿に入ってからは飲み物や果物くらいになりました。

【昼食代】

基本的にワンルームテルも下宿もお昼の準備はないので自分で用意するか外食です。

私は学校の授業が終わると、学校近くの食堂か学食に行って食べていました。だいたい3,800~6000Wくらいです。定食やチゲを食べて一日の栄養補給は主に昼食で賄っていました。

【交通費・習い事】

私は週に2回、安国のポジャギ教室に通っていたので、お月謝100,000Wと交通費がかかりました。

韓国は交通費が安かったので、習い事以外にも気軽にあちこち出かけやすかったです。しょっちゅうバスに乗って出かけていました。

【交際費】

友達とご飯に行ったり、日韓交流会に参加したりしたときのお金です。

【おこずかい】

お菓子や飲み物、カフェでの勉強、ポジャギの材料費などに使ったお金です。

生活を整える初期費用とその他の費用

【布団、生活雑貨】

ワンルームテルは家具や家電はそろっていますが、布団などは自分で揃える必要があります。

到着日の夜から使うものなので、到着してすぐに買いに行きましたが、オーナーの奥さんが大型マートの布団売り場を紹介してくれて、おまけに値切り交渉を始めてしまったため(笑)ちょっと高くつきました。予算は50,000Wくらいとおもっていたら100,000Wに…これは仕方ない!

あんまり安い布団は冬に寒くて使えないと言われましたが、高い布団でも寒いものは寒かったですw(うちのワンルームテルはオンドルをあまり強くしてくれなかった!逆に暑くすぎるというコシウォンもありました)

ちょっとした自炊をするための調理道具はダイソーかマートで揃えました。全部で30,000Wくらいだったと思います。

【教科書。ワークブック代】

教科書、ワークブック代が毎学期100,000W前後かかりました。

【携帯代】

プリペイド式のSIMを契約して、日本の携帯に入れて使っていました。100000Wをチャージして半年くらいもちました。韓国はいたるところにWi-Fiが飛んでいるのでデータ通信料がなかなか減りませんでした。

【一時帰国の航空券】

3回ほど一時帰国をしたのでそのための往復航空券が平均3.5万円程度かかりました。

まとめ

いままでの大体の経費をざっと合計すると、大体250~270万円くらいです。(100W=10円換算)

予備費も含めてだいたい300万円くらい必要になると思いますが、一番大きな家賃によって左右されるでしょう。コシウォン、下宿はコロナ禍で少し安くなっているみたいですが、ワンルームやオフィステルに住んだ場合は家賃とは別に光熱費も自分で支払いすることになります。

今はコロナ禍でPCR検査や隔離などイレギュラーなお金の支払いもあると思いますし、なかなか日本に帰国できないので私が留学したときよりも綿密な計画を立てておく必要があるかもしれません。

ふなにっし~
ふなにっし~

早くコロナが終息して、自由に行き来できるようになったら、また変わるかもしれませんが多めに準備しておくに越したことはないです。頑張って~

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