【投資】楽天証券改悪ニュースが入ってきました。

お金の情報

こんにちは。ふなにっし~です。

私はずっとSBI証券のみをつかって投資をしてきましたが、だんだんと個別株銘柄数が増えてきました。

増えてくると管理が大変になるのは当たり前。間違って売買しようとしたり、損切りタイミングを逃したりと失敗も増えてきたので、長期保有株とそれ以外の株で整理しようと先日、楽天証券の口座を開設しました。

マイナンバーカードの登録が終わりました!というメールが入ってきた昨日、まさかの楽天証券のサービス改悪ニュースが!私が口座を作ったタイミングでなぜ~(笑)

この改悪が自分にどのように関係してくるのか、調べてみました。

今回の改悪のポイントは二つ

今回の楽天証券の改悪ポイントは簡単に言うと以下の二つです

  • 保有する投資信託に付与されるポイント還元率が変更
  • 楽天銀行と楽天証券の口座連携マネーブリッジ利用者の優遇金利が縮小

では、この二つはどういうことなのか。一つずつ確認してみましょう。

投資信託のポイント還元率変更

現在、楽天証券では楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」および「楽天ハッピープログラム」を登録すると保有している投資信託の残高10万円ごとに毎月3~10ポイントを毎月還元しています。

例えば、1月の残高が10万円であれば毎月ポイントが付くので、年間で「3~10ポイント×12か月分」がつきます。「3~10ポイント」のポイントがどう決まるのかというと対象月の月平均残高で決まります。一番低い3ポイントでも36ポイント付きますし、10ポイントでは1200ポイントです。楽天のポイントは楽天市場でのお買い物にも使えますし、ポイント投資にも使えます。ほとんど現金と同じような使われ方をするので、1200ポイントはかなり大きいと言えます。

2022年4月からこのポイントの付与され方が変わります。

4月からは投資信託の残高がはじめて一定額を超えた月のみポイントが付与されることになりました。

例えば毎月コツコツ積み立てて、残高が初めて10万円を超えた!という場合、その時1回だけ10ポイントを貰えることになります。

一定額は以下の通り設定されています。

楽天証券HPより抜粋

しかも残高判定の基準には以下の説明が

ポイント進呈の対象となる該当残高を2022年4月末以降にはじめて達成した場合のみのポイント進呈となります。

  • 2022年3月末時点で投資信託の残高を保有されている場合は、2022年3月末時点の残高を基準とし、2022年4月末時点ではじめて該当残高を達成したかどうかを判定します。
    (例)
    2022年3月末時点で残高100万円保有しており、2022年4月末時点でも残高100万円を保有していた場合、2022年4月末時点で100万円をはじめて達成したことにはならないため、ポイントは付与されません。
    (次のポイント進呈の対象となる200万円を達成した場合にポイント進呈となります)

達成残高が2000万円までしか設定されていないので、楽天証券で既に2000万円以上投資信託を保有されている方は、4月以降は1ポイントもつかないことになるわけですよね…

これは長年のお客様には厳しい改定ですね。

楽天銀行とのマネーブリッジ利用者優遇金利が変更

楽天証券と楽天銀行の口座を連携させて、お金をやりとりできるようにするサービス「マネーブリッジ」の設定をした場合、普通預金の金利が残高に関係なく一律0.1%に優遇されています。

メガバングの普通預金金利が0.001%ですからものすごい優遇金利です。

その優遇金利が2022年4月から300万円を超えた部分に対しては0.04%に変更されます。

つまり、300万円以下は年0.1%、300万円を超えた部分は0.04%となんともわかりにくい2段階金利になるということです。

楽天銀行をメインバンクにして楽天銀行で投資をしている方にはかなり手痛い変更になりますね。

どうやって対応する?

今回の改悪はTwitterやYouTube等のSNSで大きく騒がれています。

私も楽天証券に口座を開き、使っていなかった楽天銀行を使おう!と準備完了した矢先の改悪ニュースだったので、使うのをやめようかと思っていましたが、よくよく調べるとそんなに取引をしないサブ口座の人にはあまり影響がなさそうです。

ポイント還元率が売りだった楽天グループが改悪をしてしまうのは残念ですが、これから楽天証券で投資をしようとしていたので新しいポイント制度になっても達成残高通りのポイントはもらえそうです。

楽天銀行の普通預金残高優遇金利が下がるのも残念ですが、0.04%も一般の銀行から見たらとても高い金利なのでまだいいかなあという感じです。

今回の件で楽天証券のHPを見たら、こんな注意書きが…

当社の都合により、事前の通知なく、ポイントのお取引き項目、ポイント数及びポイント計算基準等を変更することがあります。

わかってはいるのですが…やっぱりポイントを売りにしてきた楽天ですから、楽天市場、楽天カードとポイント制度が改悪してきていますしヘビーユーザーさんたちの心象は悪いかもしれませんね。それだけポイントが経営に与える影響が大きかったとも言えます。楽天モバイルがグループの負担になっているとも言われますが、ポイントに頼る経営はいつかは躓くときがあるんだなとも感じています。

私は銀行も証券もメインはSBIなので、メインはこのまま変えずに楽天はポイントがもらえる部分だけ残高コントロールをしながら、うまく利用していくつもりです。

ちなみにライバルのSBIは2022年1月から他社からの投資信託移管時に手数料を全額負担する「投信お引越しプログラム」を開始するそうです。

ふなにっし~
ふなにっし~

楽天が金融に参入する前からSBIを使っていたのですが、使い勝手はいいと思います。最近はTポイント、ポンタポイント、SMBCグループのポイントから付与ポイントを選べるようになりましたし、積極的にサービス改善をしてくれている印象があります。

自分が使ってきて感じたメリット、デメリットもあるので今度ブログにまとめてみようと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました