こんにちは。ふなにっし~です。
この前、図書館で「親子で学ぶ お金と経済の図鑑」(技術評論社)という本を見つけて読んでみました。
「親子で学ぶ」とタイトルにあるので、子供むけのお金と経済の本なのですが、かなり本格的な経済本でした。1人で読むのは小学校高学年くらいのお子さんからじゃないとちょっと難しいかもしれません。
でも、お金と経済のことをちゃんと知りたい、勉強しなおしたいという大人にはぴったりだと思います。
基本的な経済本なので、中学で習った公民や高校で習った現代社会、政治経済の基礎を復習できますし、仮想通過やフィンテックなどこの10年で出てきた金融商品についても取り上げていて、とても勉強になります!
いま、日本株を中心に投資をしているのですが、ローソク足の読み方とか、企業の決算書からどんなことが読み取れるかという項目もあって、とても勉強になりました!恥ずかしながら、漠然としかつかんでいないまま投資をしているので、ちゃんと復習しないと…ちゃんとメモをとりながら読みました(笑)と、同時に現在は子供にここまで教えるのか!と少し衝撃も受けました。
子供対象といいながら、世界経済の歴史なども記載があって、知らないことも多くて面白かったですし、かなり本格的な経済本でもあるなあと思いました。
私たちの親世代は団塊世代で日本がどんどん上昇して行っている世代でしたから、投資とは無縁、銀行や郵便局にお金を預けていれば利息が6%ついて返ってくる時代でしたが、40代の私たちの世代以降は預金利息が数%という桁を見たことがない世代です。これからは投資をしていかなければ、お金は全く増えないので、若いうちからお金や経済の勉強は必須科目ともいえるでしょう。
来年から高校で投資の授業が始まるということですが、正直とても羨ましいです!私たちの世代は投資の勉強なんて全く無縁でしたし、早い人でもスタートは20代後半~30代だったのではと思います。投資の基本は長期投資、分散投資ですからスタートが早ければ早いほど大きな結果を得られる可能性は大きくなると思います。
子供が一人で理解するにはちょっと難しいかもしれないけれど、大人と一緒に読んでみたり、ちょっと大きなお子さんだったら関連するテレビニュースと合わせて読んで、知識を深めるなどいろいろ使い道がある本だと思います。
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