【私の韓国留学①】カナタ韓国語学院1週間短期プログラム

韓国留学

こんにちは。ふなにっし~です。

私は2008年から韓国語を勉強し始めて、はじめは独学、韓国語サークルで勉強していましたがなかなか上達しないのと、楽しく勉強したいなという思いから、いろいろな韓国語学校で勉強しました。

コロナ明けに韓国で韓国語を勉強してみたいなという方に少しでも参考になるといいなと思い、私の韓国留学についてまとめて記事を書いてみることにしました。

韓国語の勉強に行き詰った話

私は2008年に韓国語を独学で勉強しはじめましたが、もともと怠け癖がある性格なので挨拶程度を覚えてからは勉強をしたり、しなかったりになりました。

今まで語学は挫折してばかりだったのと、当時は空前の韓国ドラマブームだったので、韓国語は日常会話程度まで仕上げたいなと思っていたため、怠け癖が発動しないように仲間を作ろう!と地元の韓国語サークルに入りました。

サークルでは韓国人の講師の先生が20人程度の生徒を一気に教えるスタイルでしたが、やはりサークルですから、こう言っては申し訳ないのですが講師の先生の教え方も今一つ…せっかく時間をやりくりして通っているのに先生の世間話(しかも日本語)で終わってしまうこともしばしばあり、生徒は1人減り、二人減り。。。

これではモチベーションも続かない!と、当時サークルから3カ月間の韓国留学に行った方がいらっしゃったので私も思い切って韓国に行ってみようと思い立ちました。

ただ、当時は仕事を辞めるつもりもなかったので、いろいろ調べて仕事の夏休みに行けるカナタ韓国語学校の1週間短期プログラムに参加することにしました。

結果として、この経験が「韓国語を勉強するのが楽しい!もっと上達したい!」というモチベーションのアップにつながって10年以上という長い間続けることができるきっかけとなりました。

もし、勉強のモチベーションがあがらない、やる気が出ないという方がいらっしゃったら勉強のやり方を根本から変えてみるというのはありだと思います。

カナタ韓国語学院について

カナタ韓国語学院はソウルにある韓国語学校です。

韓国語学校としては古い歴史があり、初代院長先生は韓国語教育ではトップレベルと言われた延世大学韓国語学堂から独立された方です。

가나다한국어학원

本校は若者に人気の町・ホンデにあり、私が通った10年前(もうそんなになるのか!)に韓国の人気バンドFTISLANDの事務所が近くにあって、先生たちはよくメンバーをよく見かけたそうです。今は江南と龍山にも分校があります。龍山校は日本人の駐在さんや駐妻さんの生徒さんが多いそうです。

延世から独立してできた学校なので、教え方も延世に似ていると思います。文法をきっちり勉強しつつ、少人数の利点を生かしてどんどん発言するというスタイルの授業です。

教科書はカナタコリアンというオリジナルのテキストを使っています。このテキストはとても内容がよいらしくいろいろな韓国語学校で使用されています。教科書に合わせたワークブックもあって両方をうまく活用すると効果があると思います。

私は今使っている教科書の前の教科書で勉強していましたが、文法をわかりやすく学べて、練習問題も多く、きちんと身に着けたいという人にはいい教材だと思いました。


授業はオール韓国語

授業はオール韓国語です。

1週間短期プログラムでも授業の前にレベルチェックを受けてクラスが決まります。

私は初級2のクラスに入りましたが初めからオール韓国語の授業を受けました。私よりちょっと下のクラスも韓国語のみだったそうです。

オール韓国語で内容がわかるのか?と思うかもしれませんが、これが不思議とわかるんです!

むしろ日本語で教えていた韓国語の先生よりわかる!

これはビックリしました。

後から自分が韓国の通信制大学で学んだり、語学堂に留学してわかりましたが、カナタの先生方は外国人に韓国語を教えるための免許(韓国語教員免許3級か2級)を大学で取得していて、学問としての韓国語教授をきちんと学んでいる、確立されたメソッドに従った授業をしているので外国人にも韓国語で通じる授業をされているんです。

のちのち日本で韓国語学校を探すときに、いろいろな韓国語学校の授業を見学しましたが韓国語ネイティブというだけで授業をしている学校が結構あって、授業の質が全然違いました。

韓国人の先生から韓国語を習うときは、ネイティブだからというだけで教えている先生がいますがきちんと教授法を勉強している先生を選んだ方がいいと思います。ネイティブだからという理由だけで教え方がきちんとしていないと、日本人の先生以上にわからなくなるのでお金も時間も無駄になります。

1クラスだいたい10人前後の生徒に対して先生は1人。韓国語しか使わないことになっていますが大体の先生がちょっとは日本語がわかると聞いたことがあります。私を担当してくださった先生も少しわかっていたみたいで、どうしても授業が滞るときは日本語の単語で助けてくれました。なお、生徒のほうも韓国語のみ!日本語は禁止です。

テキストに入る前に簡単に「昨日はどんなことしましたか?」とか「何を食べましたか?」などの簡単なフリートークがあり、場が温まってからテキストに入ります。テキストのスキットを読んで、文法の説明、練習問題などをやりますが一人黙々とやるわけではなく、発言をする機会が多いので会話力も磨かれる授業です。

1週間のプログラムですが、文化授業や遠足もありました。

ちょうど秋夕(チュソク)の時期に重なってしまったのでいつもやっている料理教室ができず、遠足と称して京畿道のチャングムテーマパーク(MBCの撮影センター)と弓矢体験に行きました。この時のプログラム参加者が70名くらいと特に多かったからか、のちにここで撮った集合写真が学校のHPに張り出されてビックリということもありました。日本であれば顔出し=個人情報ということで許可をもらうと思うのですが、まったく何も言われないまま、偶然見つけたのでカナタの短期プログラム繋がりの韓国語仲間の間でかなりざわつきました。(韓国では当たり前のことらしいです)

今は別の写真になっていて、すっかり笑い話になっています!

1週間プログラムに行って変わったこと

毎日朝起きて、学校に通って授業を受けて、宿題をやっていう生活は楽しくて1週間はあっという間に過ぎてしまいました。

短期プログラムに来る前にそれなりにお金と時間をかけてきているので、積極的に授業を受けないともったいないからなるべく発言しよう!と思ってきたのでカナタの授業が楽しかったおかげで、その目標が達成できて自分なりにちょっと自信もつきました。

帰ってから、韓国語サークルの仲間たちに行く前と全然変わったね!韓国語もうまくなった!と言われて、もっとちゃんと勉強したくなり、韓国語学校を探し始めました。

カナタの先生の教え方がとてもわかりやすかったのと、授業が楽しかったので韓国語で韓国語を学ぶ楽しさに目覚めてしまい、2011年10月から当時都内にあったカナタ韓国語学院の日本分校に通うことに。仕事の都合で長期離脱したこともありましたが結局2016年に閉校するまでずっと通いました。

当時教えていただいた先生のお一人は、今でも韓国に行くと必ず会ってご飯を食べたり、LINEをしたりと仲良くしていただいています。ちなみに先生と私はオール韓国語なのですが、生徒じゃなくなってしばらくたってから先生が日本留学経験もあって日本語べらべらだと知りました…生徒の前では徹底して日本語を使わないその姿勢は本当にすごいです!

私の韓国語ライフのターニングポイントはカナタ韓国語学院の1週間短期プログラムだったなと思います。今まで授業について行けず、言葉が出てこなかった私が1週間で韓国語の授業が楽しい!片言でも自分から話すことが大事!と話すようになったのは、間違いなくカナタでの経験があったからです。当時30代の私がそれから10年続けてて40代で韓国の通信制大学まで卒業できるレベルに引き上げてくれたきっかけは間違いなくこの1週間短期プログラムと、カナタの日本分校での授業のおかげだと思います。

今はオンライン授業もある

このブログを書くために久しぶりにカナタのHPを見ましたが、コロナ禍の今はオンライン授業もあるようです!

語学学校へ通うためにはC-3ビザ(旅行ビザ)が必要ですが2021年9月現在、日本から韓国への旅行ビザは使えませんので短期プログラムの募集はしていますが実質日本から韓国へ受講するための渡航は難しい状態です。

また、都内にあった日本分校は2016年に閉校してしまいました。現在は茨城県の水戸に1校だけ残っています。

カナタ韓国語学院提携校・ハングルアカデミー

もし、カナタの授業に興味のある方はオンライン授業を始めるのもいいかもしれません。

グループレッスン、プライベートレッスンの両方受付しています。(HPのレッスン参照)

興味のある方はぜひ問い合わせをしてみてください!

いかがでしたか?

これは私の体験なので、合わない方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、もし勉強に行き詰っているならば、勉強方法を根本から変えて韓国語しか使えない状況を自ら作ってしまうのも一つの手段だと思います。

私は韓国の韓国語学校(韓国では学院・塾)はカナタしか経験がありませんが、怠け癖のある私には日本語を使えない、宿題もきっちり出されるカナタは韓国語向上だけでなく、意識も変えられるいい学校でした。

もし、私のように韓国語しか使えない、きっちり指導してくれる学校に行きたい!と思っている方は勇気を出して一度お問合せをしてみてみるといいと思いますよ。(問い合わせがタダですから!(^^)!)

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