こんにちは。ふなにっし~です。
久々の韓国語ネタです。
最近、放送大学で韓国語1を受講していまして、韓国語1年生レベルの授業を聞いています。
外国語の単位が欲しかったというのもありますが、いちおう韓国語教員免許を持っていることから、教員としてどのように教えるのがいいのかという学びと忘れがちな発音の基礎を復習しようという観点から受講しました。ちなみに教員免許はいまのところ全く生かしておりませんww
復習をしながら、いままでの韓国語学習10年間の中でもっとも自分の身になったなと思う勉強法は何だろうと考えてみまして、「これだな!」と思うことがあったのでブログで紹介して見ようと思います。
最も身になったと思う勉強法は韓国語作文
身になったなと思う勉強法、それはズバリ
韓国語作文を書くこと!です。
そんなこと?と思うかもしれませんし、「私は話したいから文法や作文の勉強はあんまり…」という方もいると思います。でも、韓国語を習得していく上で書くことをおろそかにしていると、話すことの習得が遅くなるのでは?と思います。
韓国語には発音の変化があります。
特に連音化という発音の変化に対応するためには、スペルを知っていないと対応できません。
連音化というのは、パッチムの跡にㅇから始まる音節が繋がる場合は、前にあったパッチムがㅇの代わりに発音されるという現象です。
例えは、음악(音楽)という単語。そのまま読むと「ウンアク」ですが連音化するので正しくは「ウマック」と発音します。
これは単語だけでなく、文章を読むときもそうで、前の単語にパッチムがついているときは助詞もㅇがつく助詞に変わります。
例えば日本語の「が」に当たる助詞も前の単語が母音でおわるときは가、パッチムがついているときは이を使います。※例)책이 무겁다(本が重い) 아이가 울다(子供が泣く)
つまり、単語のスペルがわからないと、発音がままならないというわけです。
もしかしたら初級のときはなんとなくいけちゃうかもしれないけれど、(ドラマの真似とかして)韓国人と話すレベルになると、わかっていないとちょっと厳しくなってくると思います。
そのときになって書くことを始めるよりは、初級の頃から少しずつ作文を書いて積み重ねておくことを断然おススメします!
ほら、何事もため込むと後が大変ですからね…
語学は長期戦。努力と勉強の積み重ねです。その上から現地で使う等の実践経験が積みあがります。地固めは大事です。
どんなことを書けばいいの?初心者さんにおすすめは日記
作文を書くと言っても、小学校で書いたような作文を韓国語で書くのは大変ですし、初級レベルから始めたら時間がかかって、ただ苦痛になってしまいます。
では、そんなことを書いたらいいのか?
初級レベルの方は、毎日数行の日記です。
「今日は○○を食べた」とか「〇時に起きた」レベルでもいいです。使える文法を使いながら、辞書で単語を調べてとにかく続けてみることが大事です。
↑私はこの本を参考にしていました。今は廃盤なのかあまり見かけませんがAmazonでは中古本を扱っていました。
他にもいろいろとハングル日記の本が売っていますので、読みながら書いてみるといいかもしれません。
学習進度に合わせて、文章や単語の難易度をあげていったり、書く量を増やしていくといいと思います。
中級さん以降へのおすすめは対話文
初中級以降になったら、今日習った単語を使って文章を作ったり、習った文法を使って対話文をつくると効果的です。
対話文をつくることによって、習った文法が自分の思っている使い方と合っているかを確認することができます。
これは韓国語学院で出された宿題で、次回の授業までに1文法につき文章を3個作ってくるという宿題でした。
延世語学堂でも文章をつくる宿題が出ましたが、ちょっと難易度があがり1文法につき対話文3個の宿題がでました。
留学は楽しかったけど、勉強はきつかったので「徹夜で勉強したから頭がおかしくなりそう」とか「もう赤い食べ物は見たくない」といった超ネガティブ文章も(笑)今となってはいい思い出
授業のたびに新しい単語と文法を習うので、毎回宿題を提出できるようにノートを2冊準備して、交互にノートを使って先生が次回までに添削して返してくれるシステムでしたからさぼれませんw
文法の難易度が上がるにつれて、対話文宿題を通して自分の理解がちょっと間違っていたなとか、韓国語と日本語のニュアンスが違うんだなと理解度を深めることができました。
対話文はアレンジして実際に使うこともできたので、話すことにも役立ちます。
先生について韓国語を習っている方は先生に添削してもらって、もう一度見返すとより効果的です。
この勉強法の唯一のデメリット
この勉強法の唯一のデメリットは独学だと答え合わせが難しいということです。
私が続けてこれたのも、韓国語学院→語学堂で先生にきちんと添削していただいたからです。高級になったら韓国語でSNSをすることができるようになりますが、普通の韓国人のお友達は添削を頼まない限りいちいち文法を直してくれることはほぼありません。
独学はお金もかからないし、マイペースで韓国語を勉強できるというメリットがありますが、答え合わせができないというデメリットがあります。
独学さんはこういうサービスを使ってみるのもありかも
とは言え、いろんな理由でどうしても独学という方もたくさんいると思います。
そういう方にはちょっとお金を出して、こんなサービスを利用してみてはどうでしょうか?
LINEを使って添削してくれるので、隙間時間を利用してさっと送れて、24時間以内で添削して返信してくれます。LINEに直打ちでも写真を送ってもOK。
日記のネタに困ったら、ネタになりそうな動画もあるそう。もちろん日記限定ではなく作文や手紙のチェックも受け付けてくれるそう。
価格は1回270円とお手頃なのですが、お金を払う前に無料期間がありますので、自分に合うか合わないかを試してみることもできます。
通常3日間の無料期間ですが、GWの4/28~5/8に新規申込をされた方は7日間に延長してくれるキャンペーンを実施しているそうです。
私が韓国語を始めたころは、こんなサービスなかったので今の学習者さんがうらやましい!
若くて集中力と暗記力がまだ残っていた超初心者の頃を独学と韓国語サークルで2年うろうろしていたので、本当にもったいないことしたな~と思います。あの時期にもっと効果的な勉強をしていたら、もうちょっと早くレポート書いたり、韓国語会話ができるそうになったのに…と本当に思います!
ご紹介したプログラムのほかにもいろいろなサービスがあると思いますので、ちょっとお金を投資して韓国語力アップのために使ってみるのはいい手段だと思います!
もし、こういうサービスを利用しなかったとしても、作文を書いてみるのはタダです!とりあえず書いてみることで韓国語の変則の理解にも絶対に役立ちますので、ぜひ書いてみてください。
コメント