こんにちは、ふなにっし~です。
ここのところ、また気温が上がって体がついていっていません(笑)昨日は暑くて午前中に出かけたら、午後ダウンしました…今日は台風通過でものすごい雨嵐です!皆様お住まいの地域は大丈夫でしょうか?お互いにお天気情報に注意して、安全に過ごしましょう!
私の留学体験記・第二弾です。
今回は2013年に行った建国大学言語教育院の短期プログラムのお話です。
建国大学について
建国大学はソウルにあります。
建国大学言語教育院HP https://kfli.konkuk.ac.kr/
ソウル市営地下鉄の建大入口駅から徒歩5分ほどで学校の門にはつくのですが…韓国の大学はほとんどが総合大学なので、とにかく敷地が広い!!目的の建物にたどり着くには+5~10分程度の時間を読まないと着きません。
建国大学と言えば有名なのが、構内にある大きな湖!
どうして大学のなかに湖があるんだ?という疑問を抱きながら、毎日湖のほとりを通学しました。ちなみに寄宿舎は言語教育院の建物と湖を挟んで反対側にあるので、寄宿舎組も毎日「本当に学校内に住んでるのか??」と自問自答するほど歩いていたらしいです。広すぎて移動が大変なのか学内のいたるところにレンタサイクルが置いてありました。
でも、この大学は全体的に比較的平地が多いので立地条件としては私が見た中でも1番と言っていいくらいでした。ソウル市内の大学は小さい土地を有効活用するために山を切り開いて作っている学校が多く、毎日山登りか修行なのか?と思うような学校が多いんです。平地の建国大学は移動がとにかく楽!
長期留学をするときは絶対に学校内を歩いてみた方がいいと思います!そうじゃないと、毎日の山登りのせいで通えない…ということが出てくると思います。(結構大事です)
私たち外国人が韓国語を勉強するための教育機関は言語教育院と言って、専用の建物がありますがこちらの建物は隣接する建国大学病院や2号線の駅側にあります。(と、言っても校門から5分くらい歩きます)
2013年に私が撮影した言語教育院です。
2013年の夏季短期プログラムには学生が殺到して、この建物ではなく隣の人文学部(だったかな)の建物で授業をしました。私のクラスだけなぜかこの建物で授業をしたので、クラスメート以外の人と会う機会が全然なくて友達ができなかったのが残念でした。
この大学、よくドラマのロケ地に使われていていろいろな韓国ドラマに出てきます!ちょっと古いですがチェ・ジウさん主演の「二度目の二十歳」というドラマでは大学を舞台にしたドラマだったのでこの大学でオールロケをしていました。本当にいろいろなドラマでふっと出てくるのでドラマ好きの方はロケ巡りなど行ったことがあるかもしれませんね。
短期プログラムは大学生が長期休暇中にやっていましたが、サークル活動で登校している学生がたくさんいて、活気がある大学という印象でした。トウミという学習サポートの学生さんも短期プログラムなのに授業後にご飯に連れて行ってくれたり、宿題を見てくれる時間を設けたりしてくれて、面倒見が良かった印象があります。
なお2020年は新型コロナウイルスの影響で短期過程は全面中止になりましたが、2021年は再開されたようです。いま、これを書いている2021年10月1日現在では冬季短期プログラムの日程はまだ出ていません。いまHPを見たところではオンラインの対応もなさそうな感じですが、韓国の新型コロナの情勢によっては状況も変わると思うので、興味のある方は問い合わせしてみるのが一番いいと思います。(日本語出来る事務員さんがいると思います)
授業について
建国大学の短期プログラムには1週間、2週間、3週間と3つのカリキュラムがありますが、スタートはすべて同じ日程です。面白いのは、同じクラスの仲に期間の異なる学生が混ざっていて、1週間終わるごとにカリキュラムが終了した学生が抜けていくというシステムでした。私は仕事の都合で一番短い1週間プログラムだったのですが、どの国も社会人は早めに抜けていくようで、一番長い3週間いた日本人の社会人学生は最後は長期で休める大学生ばかりになっちゃって、ちょっと居づらかったと笑っていました。
クラスはカナタ韓国語学院と同じく、カリキュラムが始まる前のレベルテストで決まります。
ペーパーテストとインタビューテスト(面接)です。インタビューは「韓国語はどのくらい勉強していますか」とか「どのくらい勉強していますか」というような基本的な質問に答える形式でした。ペーパーテストは初級から高級まで同じ試験を受けるので「わからなかったら無理して答えなくてもいい」と言われました。無理して答えて、万が一いい点数がとれてしまうと自分のレベルより上のクラスに行ってしまい、結果的に授業についていけないケースがあるためらしいです。これはどこの学校でも言えることですね。リラックスして受けることをおススメします。
クラスはテストを受けた日の午後に発表されますので、クラス分け発表される場所も確認しておくことをお忘れなく!
ただ…私の場合、このクラス分けが曲者でした。
なんと、私のレベル(当時3級後半~4級だったと思います)のクラスが開講されず、なんと上のクラス5級に入れられてしまったのです。100人くらい人数がいたのに、そんなことあるのか!?と思いますが、後で聞いたら本当に4級のクラスが開講されなかったのです。入れるのは3級か5級という、このレベルの幅はなんなんだ?だったら3級でいいよとも思うのですが、日本では既に3級の教科書はほとんど終わらせていたので下のクラスにいくのももったいないし、(3級1課から始まるので)4級が開講されないなら仕方ないので5級で授業を受けましたが、はっきり言ってレベルが高すぎて大変でした。
クラスは10人前後、授業は建国大学言語教育院が作ったオリジナルテキストを使います。担当の先生は2人で曜日ごとに違う先生が教えてくださいました。例えば月~水はA先生、木~金はB先生という感じです。カナタと同じで韓国語のみ使用です。不思議なことに同じように授業しているのですが、前半の先生はとてもわかりやすく、後半の先生はイマイチよくわからなかったんです。私だけかと思ったら、他の学生も後半の先生の説明はわかりにくかったらしく、授業中なんども聞いては、若干先生も生徒もプチ切れしていました(笑)
今にして思うと、例文を多く準備している、例え方がうまいし多岐に渡る、ゼスチャーをうまく活用しているのが前半の先生だったと思います。後半の先生も悪い人ではないのですが、ちょっと事務的でした。ずっと前半の先生で授業してほしかったなあ。どの学校にも言えますが先生のあたりはずれは多少はあるので仕方ないです。
レベルが5級だったせいか、「あなたの国の神話について話なさい」という短期にしてはかなり高度な授業もあって、中華系の学生はなんとか片言で説明するのですが、日本人は神話自体をよく知らないので説明できないという場面もありました。海外に出たら、まず自分の国のことを知らなければならないんだ!ということを初めて肌で感じた時間でもありました。
いかがでしたか?建国大学の短期プログラムについては私自身が毎日授業について行くのが必死すぎて細かい記憶があまりなく短い記事になってしまいました。長期留学を考えている方はもしお金と時間が許すなら一度短期プログラムに行ってみて決めるのもいいと思います。
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