2021年版・iDeCoの1年間の利回りを計算してみた。

投資

こんにちは。ふなにっし~です。

iDeCoをやっていると、実際自分がどの程度の利回りで運用しているのか気になりませんか?

SBI証券の画面では現在の評価額、今までの預入金額、損益率は表示されるのですが、運用利回りは表示されません。

去年1年間に自分がどの程度の運用利回りを出せたのか。これからの投資の参考にするためにも知っておきたいなと思い、計算方法を探して具体的な運用利回りを出してみました。

運用利回りはどうやって調べる?

iDeCoの運用利回りを計算するのに、ネットで計算方法を調べました。

ところが去年1年間の運用利回りを調べる方法はほとんど出てきませんでした。

iDeCoの性質上、「毎月●万円投資して●%で運用すると60歳になったときいくらになるか。」というような計算ばかりが出てきてしまいます。

過去を振り返っても仕方ないのかもしれませんが、実際の運用利回りを知ることでポートフォリオを見直したほうがいいのか。投資割合は適切なのかということを振り返ることができると思うんですけどね…

いろいろと調べた結果、以下の公式に当てはめると昨年の運用利回りを算出することができました。

(昨年末の評価金額ー昨年1月の評価金額)-(昨年の預入金額-手数料)…①

①÷今までの預入金額合計×100=1年間の運用利回り

昨年末の評価金額ー(昨年初めの評価金額+昨年1年間の預入金額合計ー手数料)…①

昨年初めの評価金額+手数料をのぞいた昨年1年間の預入金額÷2…②

①÷②×100=1年間の運用利回り

両方の計算式を使って計算してもほぼ同じ金額になります。

昨年1年間の運用利回りは7%

この計算式をつかって、運用利回りを計算してみました。

2021年1月末の評価額…980,000円

2021年12月末の評価額…1,170,000円

2021年の預入金額合計…110,000円

今までの預入額合計金額(元本)…1,016,000円

手数料…2,050円

iDeCoを始めた通算日数…2005日(5年6カ月)

(ここではわかりやすいように端数を切り上げてそろえています)

(1,170,000ー980,000)-(110,000-2050)=82,050…①

82,050÷1,016,000×100=8%

1,170,000-(980,000+110,000-2,050)=82,050

980,000+107,950÷2=1,033,975

82,050÷1,033,975×100=7.93%

0.1%の誤差は出ましたがおおよそ同じ数字が出てきましたので、これで合っていると思われます。

ふなにっし~
ふなにっし~

ここでは端数を切り上げて計算していますので、実際の運用利回りはこれよりちょっと低い7.8%と算出されました。まあまあ悪くない結果だと思います。

昨年の運用実績から今年の戦略を考える

私は2017年の夏からiDeCoをやっていますが、留学中は会社から持ってきた退職金を入れておくだけで何もしなかったので、きちんと運用しはじめた2020年まではただ手数料が引かれて、元本が減っていくというとてももったいない使い方をしていました。

2019年の秋から毎月の預入をはじめ、2020年のコロナショックを経てポートフォリオを運用成績や経済の状態によって入れ替えるようになりました。

2021年は今まで日本株投資中心だったポートフォリオから、海外株式に投資するファンドの割合を増やしたので、米国株の株高にうまく乗れたものと思われます。

2022年は1月25日の段階で日本株、米国株の下落に伴い、既に40000円以上評価額が下落しています。

現在の情勢では米国株式、日本株ともに下落しているのでどうしても避けられない状態です。

しばらくは様子見になると思いますが、情勢によっては投資先を新興国中心のものにしたり、債券に振り替えたりしてうまく調整をして、できれば3%程度の運用利回りを維持できればと考えています。

ふなにっし~
ふなにっし~

こうして計算してみると、改めて今年の戦略を考えるいいきっかけになりました。ちょっと面倒かもしれませんが、1年間の運用利回りを計算してみるのもいいと思います。

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