【韓国語】2010年にあった韓国語学習本で2022年も本屋さんで売られていた本

韓国語

こんにちは。ふなにっし~です。

久しぶりの韓国語ネタです。

この前、地元でも少し大きめの書店で韓国語ブースを久しぶりにのぞいてきました。

TOPIK対策本コーナー

首都圏の東京ではない地域の書店でTOPIK対策本だけで棚が1つ終わるくらい韓国語本があってビックリです。

この隣りには試験対策用ではない一般の(?)韓国語本の棚が1つありました。

私が自分で韓国語学習本を買いはじめた2010年頃、書店の本棚には韓国語本は3段くらいしかスペースがありませんでした。

今はBTSの影響や韓国留学が前より多くなった影響もあって、韓国語を勉強する人が増えたので韓国語学習本がたくさん出版されるようになりました。

これだけ新しい韓国語本が次々と出版されるなかで、2010年頃から変わらず棚に並んでいる本も何冊かありました。

10年もの間、書店で売られているということは、10年間ニーズがあった本ということだと思います。10年間ニーズがあるということは、学習に効果的な本で多くの韓国語学習者の支持を得ている本なのでは?と思いました。

そこで今回は地元の大きめ本屋さん限定での調査ですが、「ふなにっし~調べ・2010年以降ず~っと書店で見かける韓国語本5冊選」をしてみたいと思います!

その1★ できる韓国語シリーズ

日本の韓国語学校・新大久保学院で出版された「できる韓国語シリーズ」は多くの韓国語学校で使われているテキストです。

私自身はこの本を使ったことがありませんが、今回内容を少し見てみたところ、学校のテキストとしてはわかりやすいと思いました。

価格は2200円~2970円と語学テキストとしては値ごろかなと思います。内容ぎっしりなのでコスパはいい方だと思います。

《テキスト》





このシリーズの最もいいところはテキストに合わせたワークブックがあるところ。

《ワークブック》





テキストで文法の意味を勉強して、ワークブックで実際に問題を解いて内容をしっかり理解しているかをチェックして、自分にしっかり落とし込むことができます。

ただ、語学学校のテキストとして作られたので、独学で使う場合はちょっと説明が物足りないことがあるかもしれません。独学で使っていて躓いたときはもっと詳しく説明してくれる参考書や韓国語文法辞典などを併用するといいかもしれないです。

余談ですが私は韓国語の勉強を始めたころ、「できる韓国語シリーズ」のTOPIK対策本のみでTOPIK1を受験して合格しました。


当時とは試験の内容も大きく変わりましたが、バランスよく試験対策されているので個人的にはTOPIK1の初級レベルであればこの本をしっかりやりこむだけでも十分だと思います。

その2★キクタンシリーズ

日本の語学学習者の中で知らない人はいないんじゃないか?と思われるくらいメジャーなキクタンシリーズ。

昔はアルクが出版していたのですが、今はHanaが出しているようですね。

アルクが韓国語本から撤退(?)を始めてから、Hana出版が引き継いでいるのかな?

Hana出版はたしかもともとアルクの韓国語チームの方が独立してできた出版社と聞いたことがあるので韓国語事業を一部引き継いでいるのかもしれませんね。

付属CDのリズムに乗りながら単語を覚えるというやり方で、私も初中級の頃は使っていました。

TOPIK1までは「できる韓国語シリーズ」についていた付録の単語帳をボロボロになるまで使い、そのあとキクタンに移ったという感じ。

韓国語学校に通ってからは教科書の単語を覚えたり、TOPIK2の過去問や参考書でわからない単語をノートに書いて覚えるようになったので、キクタンは初中級編1冊のみ買って使っていました。


韓国語の発音って連音化したり、いくつか法則があるので初中級レベルのときは耳で聞いて確認できるのもよかった記憶があります。

レベルが上がってくると、実際に使っている教科書や、試験対策の中でわからない単語を拾ってつぶしていくようなるので、こうした単語本は自然と使わなくなるケースが多いとおもうのですが、通勤通学時に耳で聞いて覚えたい人には副教材として根強い人気があるんだろうなあと思います。

その3★しっかり身につく韓国語トレーニングブック

やっぱりまだあった!前にもご紹介したスパルタ韓国語本のこちら。

前にもブログでご紹介したことがあったので、詳しくは書きませんが、イラストもなく、モノクロでまったく面白くありません(笑)そして結構スパルタ!

でも、あの当時何人もの韓国語学習者の先輩たちに「これを2~3回繰り返せばかなり身につく」と言って勧められました。

確かにこの本を繰り返したあとに韓国語学校のレベルチェックを受けたら、初級2の中間という結果がでたので、基礎はばっちり身につくはず。

そして、10年たっても(多分10年以上)変わらぬたたずまいで売られているということは、一定数必ず売れているんだろうな~と思います。


その4★ゼロからしっかり学べる!韓国語「文法」トレーニング

「しっかり身につく~」と並んで、毎回よく見ていたのはこちらの本

実は私はこの本を使ったことがないので、どれくらい前に出版されたのか記憶はないのですが、少なくとも10年近く書店に並んでいるロングセラーです。

著者の木内明先生はNHKのラジオハングル講座の講師をされていた有名な先生で、10年前に私も木内先生の講座で韓国語を勉強していました。

木内先生の授業はスキットが恋愛韓国ドラマ仕立てだったり、とてもユニークで楽しい授業です。

この本が面白いかどうかはわかりませんが(笑)木内先生の説明ならわかりやすくて長く親しまれるだろうなと思います。

「しっかり身につく~」派と「ゼロからしっかり学べる~」派がいたような記憶もあるので見比べてみて、自分にあった本を選ぶもよし、2冊買える人は並行してやってみるのも面白いかもしれません。


その5★1時間でハングルが読めるようになる本 ヒチョル式超速ハングル覚え方講義

こちらは韓国語、超初心者向けの1冊。

こちらもたぶん10年くらいは変わらず書店の常連だと思います。

今までご紹介した文法本やテキストはある程度学習が進んだ人向けでしたが、こちらはハングルの読み方を学ぶという本なので、超初心者向けです。

著者のチョ・ヒチョル先生もNHKラジオハングル講座の講師をやられていた方で、私も超初心者時代にお世話になりました。長く日本の大学で韓国語を教えている先生なので初心者への解説がわかりやすいのだと思います!

実はそのあと、偶然1カ月ほどヒチョル先生の文化授業を受ける機会に恵まれて、みんなで食事に行く機会も何度かあったのですが、厳しくも優しいユーモアがあり、熱心な素敵な先生でした!(朴槿恵弾劾デモの時期にちょうど一時帰国して、その話を持ち帰ったビラと一緒に解説してくださったのがいい思い出)

先生は日本の大学で長く教えていらっしゃるので、いろいろな韓国語本を出版されていますが、この本がどこの書店でも見かけるなあという印象です。


ふなにっし~
ふなにっし~

いかがでしたか?ふなにっし~調べ・2010年以降ず~っと書店に並ぶ韓国語本5冊選でした。

入れ替わりもせず、ずっと並んでいるということは一定数売れていて需要がある=人気がある本なんじゃないかなあと思って紹介してみました!

これから韓国語を勉強する方、今勉強している方、独学の方への参考になればとても嬉しいです!

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