こんにちは。ふなにっし~です。
2022年は私たちの暮らしに関わる「お金のこと」でいくつか変わることや始まることがあります。
ふなにっし~調べで現役世代に関わるお金のニュースをまとめてみました。
2022年1月 マイナポイント施策が続きます。
2021年12月末で第一弾が終わったマイナポイント施策ですが、2022年に第二弾が始まることになりました。
2022年1月1日以降、決済サービスを選んで2万円以上買い物をすると5000円相当のポイントが付与されます。
第1弾と同じ内容ですが新規でマイナンバーカードを作った方、第1弾でマイナポイントを受け取っていない方が対象です
第1弾でポイントを受け取ってしまった場合は対象外になるので、残念ながら2重どりはできません。
まだ開始日は決まっていませんが、春以降に健康保険証の利用登録で7500円分、公金受取用銀行口座登録で7500円分のポイントが付与される施策が開始される予定です。
3つとも申請すると20000円分のポイントが受け取れることになります。
セキュリティー上、銀行口座の登録は気になるという方もいると思います。
私も去年の確定申告をマイナンバーカード利用で申告したときに少し不安だったので、わざとお金を入れていないクレジットカード決済だけに使っている口座に設定しました。
気になるけど、ポイントは欲しいという場合は、お金があまり入っていない口座にしておくのもありかも。
2022年4月から成年年齢変更、金融と投資の教育が開始
2022年4月から成年年齢が20歳から18歳に変わります。
過渡期の今年は2022年4月1日時点で18歳と19歳の方は4月1日以降成年扱いに、
2022年4月2日以降は18歳のお誕生日から成年扱いになります。
18歳で成年扱いになるので、18歳から自分で契約が結べるようになります。例えばクレジットカード、ローン、携帯電話、部屋の契約など。つまり18歳で大きなお金をある程度自分で動かせるということになります。
2023年1月1日時点で18歳であればNISA口座の開設も可能だそうです。
同じく2022年4月から高校の家庭科で金融と投資の教育がスタートします。
ほとんどの人が高校に進学するようにはなったけど、事情があって進学できない人もいると思うから義務教育の中学からスタートしたらいいのに。と、個人的には思います。
成年年齢は18歳になりますが、飲酒、喫煙、公営競技の券(競馬や競輪等)の購入は今まで通り20歳からだそうです。ここは私たち大人も間違えないようにしなければ…
2022年4月からiDeCoが変更
2022年4月1日以降、iDeCoが一部変更になります。
【4月1日・受給開始年齢の変更】
2022年4月1日以降:60歳から70歳未満 → 60歳から75歳未満になります
【5月1日・加入年齢の変更】
2022年5月1日以降:60歳未満 → 65歳未満になります
但し、加入年齢には条件があって65歳前に老齢給付金や年金繰上受給をした人は対象外、国民年金加入が条件です。
つまり国は「年とっても働け」と言っているってことですかね…
【10月1日・企業型DCとの併用が可能に】
2022年10月1日から企業型DCのある会社に勤務している方も加入者本人の意思だけでiDeCoに加入できるようになります。(今は会社が規定でOKしていないと加入不可)
ただし、マッチング拠出利用者は併用できません。
ここまでは私たちにプラスになることでしたが、マイナスになることも…
2022年10月に改正児童手当法が施行…
ニュースやSNSでも大きな話題になりましたが、高額所得者の児童手当が変更になります。
現在は年収960万円以上の所得がある場合、特例給付で児童一人当たり5000円給付されていた児童手当ですが、夫婦の高い方の年収が1200万円以上(扶養親族等の条件あり)を目安に停止になります。
年収判定は前年の所得に基づいて判定されますので6月以降に確定します。
まとめ
2022年1月1日 マイナポイント第2段はじまる
2022年4月1日 成年年齢が18歳に(18歳から親権の適用外になるので自分で契約できる)
高校の家庭科で金融・投資の教育がスタート
iDeCoの受給開始年齢が変更
2022年5月1日 iDeCoの加入年齢が変更
2022年10月1日 企業型DCのある会社に勤務している人も加入者の意志だけでiDeCo加入が可能
改正児童手当法がスタート
開始日未定 マイナポイント第2段のうち健康保険証利用登録と公金受取銀行口座登録分
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